葬儀の流れ
7. 葬儀・告別式
火葬場の予定や、儀式の内容によって、葬儀・告別式の開式時間は多様です。
ひとくくりに葬儀・告別式と呼ばれることが多いですが、実は葬儀と告別式は別な儀式です。
簡潔にまとめると、導師が引導を渡して作法をし、故人を仏の世界へ誘うまでが葬儀、それ以降に弔辞を述べたり焼香したりする式典が告別式です。
ご遺族様は葬儀からご参列いただきますので、開式予定時刻一時間前くらいにはご来場ください。
一般会葬者の皆様は、開式後お時間をいただいて、告別式が始まってからお焼香のご案内となることが多いため、開式予定時刻もしくは15分過ぎくらいにご来場いただくとよろしいでしょう。
最近は、この葬儀・告別式と併せて、初七日法要までお時間の中でおこなうことが増えました。本来火葬が済んでからおこなわれることが多い初七日法要(あるいは還骨諷経、安位諷経等のご遺体がお骨になられてから安息された際の式典)ですが、火葬が済んでからでは拘束時間が長くなるため、ご寺院が負担軽減のためにご配慮なさっているとお考えください。
読経が済みますと、式場内でお別れの時間をとります。
こちらの世界で故人様のお姿とご面会できるのは、これが最後となります。
ごゆっくりとお別れをお済ませいただきましたら、出棺いたします。
都内の場合、火葬時間は約一時間です。
その後、式場にて精進落としをお召し上がりいただきます。
精進落としの席では、〆の挨拶はいたしません。
自然散会となりますので、お食事をお召し上がりになり、ふんだんに思い出話をしていただきましたら、随時ご帰宅いただきます。
通夜と同様、葬儀の席から玄関先までお見送りに行くのはマナー違反です。
お席でご挨拶を済ませましょう。
- 葬儀の後に、ご遺骨を安置する場所を決めておきましょう。
ご自宅で安置できる場合、弊社では納骨までお骨を安置する台をお貸ししています。
どうしても安置できる場所がない場合、お寺でお預かりいただけないか、相談してみましょう。 - 納骨の日程が決まったら、納骨にお立合いいただきたい方に通知をしましょう。