葬儀の流れ
1. ご臨終
最近は、病院や介護施設で亡くなる方が約7~8割といわれています。
病院や介護施設でお亡くなりになった場合も、ご自宅でお亡くなりになった場合も、医師に看取っていただき、「死亡診断書」を書いていただきます。
死因が不明の場合、事故や事件性のある最期をお迎えになったりした場合、また病院以外でも自宅療養などで、かかりつけの医師がいない場合は「変死」という扱いになります。この場合、警察による検死がおこなわれます。東京23区内では、監察医務院から派遣された監察医による検死がおこなわれ、「死体検案書」をいただきます。場合によっては、監察医務院にご遺体を搬送し、解剖をとりおこなうこともあります。この解剖には費用はかかりませんが、断ることはできません。
死亡診断書や死体検案書は、死亡の届け出をする際に必要な「死亡届」と組になっています。死亡届の欄はご遺族様が書き入れて、役所で手続きをします。この手続きは、原則として弊社が代行いたします。
お亡くなりになってから七日後までに死亡届を提出します。死亡届の提出をもって、「火葬許可証」が発行されます。
- 死亡届に、「本籍地」を書く欄があります。ご家族様の本籍地とその籍の筆頭者を調べておきましょう。
- 菩提寺がある方は、この段階で、故人様のご逝去の報告をしておきましょう。お寺の都合を聞いておくと、葬儀日程を決める際にスムーズです。